« 【モ会連絡事項】突然ですが。 | トップページ | モイケルの会からも支援します。 »

タイガーマスク現象じゃなくて、マイケル・ジャクソン現象。

タイガーマスク現象がまだまだ続いていますが、私としては、モイケルの会でも常々言っている通り、「継続性」が大事だと思っているので、一過性のものになってほしくないなぁ、と。

なぁんて、思っていたら、私の前に飛び込んできたのが、以下の一冊です。

コーヒーの扉をひらこう Book コーヒーの扉をひらこう

著者:丸山健太郎
販売元:第一企画
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本の作者は、軽井沢の「丸山珈琲」のオーナーなのですが、世界を飛び回っている中での、色々なエピソードが書かれていると、地方紙で読んだので、鉱物好きの長男が一度は行ってみたいと言っているブラジルについても何か面白いことが書かれているのではないかと思い、ぴゃぁああ~っと読んでしまいました。私自身、珈琲を飲むと、頭が痛くなるので、飲まない人なのですが、この本で、思いがけない発見をしてしまいました。

それは、作者の丸山健太郎さんにマイコーを見た!ということです。(いえいえ、強引じゃないですよっw)

まず、読み始めは、周囲に感謝を忘れない気持ち、謙虚な姿、努力を欠かさない姿が描かれていました。
その先は、ただの小さいコーヒー屋さんのおっちゃんではなく、社会企業家の姿が見られました。

その社会貢献のやり方に、私はマイコーを見ました。マイコーも、丸山健太郎さんも、頭から、社会貢献に入っているのではなく、自分の足で、社会貢献を確実にやってのけている。
しかも、自ら社会貢献をしようとか、世のため、人のために、良いことをしよう、と思って、社会貢献をしているわけではなく、自然の流れで、導かれるようにして、社会貢献をされているのです。あくまで自然体で、人にひけらかすことなく、流れで社会貢献をされているのです。

まさか、コーヒーの本を読んで、マイコーを見るとは思っていなかったので、衝撃を受けるとともに、なんだか感動してしまって涙してしまいました。

ブラジルの生産者達のセミナーでのスピーチでのこと。72ページを少し引用します。
「スピーチを頼まれましたが、日本で相当非難されていたので多少シニカルになっていました。
「私は日本の小さなコーヒー屋です。それがCOE第1位の豆を最高価格で落札してしまいました。」
かなり自嘲気味な滑り出しでした。ところが、いきなりものすごい拍手が起こり、話が続けられなくなりました。拍手が鳴りやまないのです。馬鹿にされてはいけないと身構えていた自分が、恥ずかしくなりました。
彼らは、自分達の作っているブラジルコーヒーに対して最大限の評価をしてくれた人間に対し、無条件に尊敬の念を表してくれたのです。相手がどんなに小さな会社の人間だろうと関係ありません。
当時の日本では、どんなにCOE第1位の豆を落札しても、「そうはいっても、あなたは自家焙煎でしょ。ミニショップのオーナーじゃない」と言ってあまり評価してくれませんでした。
ところがブラジルでは、私が自嘲気味に言っても、
「そうはいっても、あなたは1位を落札したでしょ。すばらしいよ。あなたが買ってくれたんじゃないですか。それは事実。すごいよ」という言葉が返ってきます。鳴りやまない拍手を聴いてそれを実感しました。感動し、びっくりしてしばらく話ができませんでした。こんなに喜んでもらえるとは思っていませんでしたから。
第1位になったアグアリンパ農園のオーナーには、借金があり、子どもも大学に行くので、農園を手放すつもりだったそうです。それを全部吹き飛ばしてしまいました。農園を売らずに済んだし、子どもも大学に行けたのです。COEで1位の豆を落札するということは、そういうことなのです。私たちは、産地に行って初めてそれを実感しました。」

COEがなんなんだか、さっぱり分からないと思いますし、この方の社会貢献は、これに止まらず、他にも色々な形で、生産者の活動を応援されていますので、ご興味のある方は、是非本をお読みください。
この話でも分かる通り、がむしゃらに日々やるべきことを地道にやっていく中で、自然と社会貢献をされている姿が、浮かび上がります。

この本を読んで、私は、とても自分が恥ずかしくなりました。順番がずっと逆だったからです。私は、社会貢献ありきで、自分に何ができるかを探し求め、焦っていたからです。そうじゃないんですね。
思い起こせば、このモイケルの会。社会貢献ありきではなく、マイコーへの想いからスタートしています。モ会では順番通りなのに、実生活では、逆になっていました(^_^;)要するに頭から入ってしまっていたということですね。そのことに気付かされただけでも、物凄く私にとっては、良書でした。

更に、もう一か所、引用します。158ページです。
「生産者と直接取引をしている私ですが、もしかしたら生産者にとても甘いのかもしれません。その年、豆の出来が良くなかったりすると、普通はバッサリ切ってしまいます。でも私はそうはできない。あるいは、生産者がかなり無理な要求をしてきても、ある程度は譲歩して聞き入れてしまう。そんな甘い話はないし、きっぱりと断ることが、彼らのためになるのかもしれませんが・・・・・。でも私がそれを続けていると、生産者も気づきます。ケンタロウにむりさせたかなって。実はそれが後で信頼につながっていくのです。」

この話は、この記事の最初の話に戻ります。「継続性」です。
ナタデココの話を思い出しました。日本で、一時期、物凄いブームになり、生産国は無理に頑張って生産。ところがブームが去ったと同時に、ぷっつり。
これは、本当に良くないと思うんですよね…。自国で全て完結するならまだしも、他国を巻き込んで、日本の気まぐれで振り回すのは、いかがなものかと。アフターフォローのかけらもなし?!みたいな。
そういう意味でも、「継続」は非常に大事なことだと思います。

今、私がとっている小諸の自然農のお野菜ボックスは、1年にかかる農作業コストを消費者の数で割って、毎月お支払いしています。1月から5月位までは、気候上、そんなにお野菜が沢山採れるわけではないので、月2回になります。それ以外は毎週1回です。でも、毎月支払っている金額は同じです。その時期に採れる貴重なお野菜を農家さんに分けていただいている、という感覚です。なので、お野菜の量もその時期によって、多い日もあれば少ない日もあります。これは、農家さんとの信頼関係、つながりができているからこそ、できるやり方で、ここにも「継続性」の大切さがあるように感じています。

上記の本を読み、この「継続性」を自然と感覚的に身に付けている丸山さんに、モ会も後押しされているかのように勝手に感じましたw思わず、社会貢献されている丸山健太郎さんみたいな方(マイケル・ジャクソン魂を持ってる方)を、モ会で応援するのもありかなぁ、なんて、モ会の今後のあり方についても、考えさせられました。ノーベル平和賞じゃないですが、モイケル社会貢献賞みたいなw(いえいえ、予防接種なども含め、まだまだ考え中ですが。)

というわけで、宣誓っ!モ会は、継続性を大事にしたマイケル・ジャクソン活動を続けます!

最後に、モ会事務連絡です。先日、記帳しに行ったところ、4万弱になっておりました。各団体等に寄付するのは、まだ少し先の今年の8月29日にもかかわらず、数回に分けて寄付してくださっている方もいらっしゃいました。モ会の活動にご賛同いただき、感謝しております。ありがとうございますっ!

モ会の経緯や振込先についてはこちらをご覧ください。

|

« 【モ会連絡事項】突然ですが。 | トップページ | モイケルの会からも支援します。 »

モイケルの会」カテゴリの記事